肝胆膵外科高度技能施設A

■高度技能専門医施設とは?


多くの肝臓・膵臓・胆道手術を安全確実に行う施設

肝胆膵外科手術は、消化器外科手術のなかで特に難易度が高いと言われています。この難しい手術を安全に、かつ確実に行うことのできる外科医を育てるために日本肝胆膵外科学会という肝胆膵手術の専門家が集まる学会が中心になり専門医制度と専門施設を制定しました。
日本肝胆膵外科学会HP-高度技能専門医について

専門施設(高度技能専門医制度指定施設)には条件があり①高度技能専門医が常勤であること②高難度肝胆膵外科手術を50例/年以上行っていること(施設A)または30例/年以上行っていること(施設B)となっています。高難度手術とは学会が定める肝胆膵外科の手術のことで比較的かんたんな手術は含まれていません。現在全国で約210施設が認定されています。日本の一般外科手術の95%をカバーしている手術データベースであるNCD(HP http://www.ncd.or.jp/)によると全国約3,700病院で手術が施行されていますが、わずか5%の病院だけが十分な経験数がある病院として認定されています。そしてこの5%の病院が全国の高難度手術の約半分を実施していると言われています。



■ハイボリュームセンターの治療


高度な治療は専門病院で

難易度が高い肝胆膵手術の治療は、ハイボリュームセンターでお受けになることをお勧めします。術者の経験はもちろん、質の高い術後管理を行うチーム体制、合併症に対応する他科連携など、多くの要素が専門施設には必要でありそれを満たしているからです。

慶應病院は2008年に高度技能専門医制度の発足当初から施設Aとして多くの高難度肝胆膵外科手術を積極的に行っています。その結果、首都圏を中心にときに全国各地から患者様をご紹介頂き、毎年症例数が増加しています。2016年は 124例/年の高難度手術を手がけました。大学病院という立場上、いわゆる「がん専門病院」に比べ既往症(がんになる前からすでに治療している病気)を抱えた患者さまが多いのが特徴で、治療はより難しいこともありますが他科横断的なチーム体制の確立により難しい病態の患者様にも安全・確実な治療を行う体制を整えています。

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