臓器移植

膵神経内分泌腫瘍(PNET)

インスリンやグルカゴンなどのホルモンを産生する細胞から発生する腫瘍です。インスリン(血糖値を下げる働きをするホルモン)を産生するインスリノーマ、グルカゴン(血糖値を上げる働きをするホルモン)を産生するグルカゴノーマ、ガストリン(胃酸分泌を刺激するホルモン)を産生するガストリノーマなどがあります。分泌されるホルモンの種類や量によってあらわれる症状や検査所見は様々ですが、ホルモンを分泌せずあまり症状が出ない腫瘍(非機能性)もあります。良性と悪性に分けられますが、その区別は画像診断などの検査では容易ではありません。インスリノーマでは病理検査でも良性か悪性かの判断が容易でない場合がありますが、症候性(ホルモン過剰産生による低血糖症状などがある場合)の場合では10‐20%が悪性、無症候性では約半数が悪性といわれています。グルカゴノーマやガストリノーマでは60‐70%程度が悪性といわれています。当院での治療方針はホルモン産生能を伴う場合は全例、ホルモン再生能がない腫瘍でも1㎝以上から手術適応としております。また症例に応じて積極的に腹腔鏡下手術を行っています。


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