肝胆膵領域のあらゆる疾患に個々の病態に応じた最適の治療方法で臨む『全方位戦略』
慶應義塾大学医学部外科学教室は1920年に発足し2020年に100周年を迎えました。私どもの肝胆膵・移植班は、外科学教室(一般・消化器)の一グループとして1971年より臓器別の旧胆道班(肝胆膵グループ)と1992年より領域横断的な移植班がそれぞれの領域でハイレベルな医療と研究活動を行い、2011年にこの二つの班が統合され現在に至っております。肝胆膵領域の難治癌に対し、外科的治療として低侵襲治療(腹腔鏡下治療)から拡大手術(大血管および多臓器合併切除を伴なう)まで安全に提供することを目指して診療を行っております。治療として移植が必要な患者さんには生体・脳死を合わせた肝移植も数多く施行し、その生存率はとても良好なものです。大学病院や肝胆膵高度技能修練施設である多くの関連施設と連携して、「臨床・診療」「研究」「教育」を三位一体としてより良い最高の医療を目指します。
●新着情報欄の学会発表報告・論文掲載報告は、直近最新2件のみを掲載。過去歴は『過去のお知らせ一覧』をご参照ください。